Gym Leader

Lycoris

「…では、今日も見送りましょう。ご一緒してくださいますか?」


リコリス:トレーナーデータ


【手持ち携帯獣】

ユキメノコ/ゲンガー/ムウマージ/ヌケニン

【設定】
アイテツシティ街はずれにそびえ建つ「ヒガン塔」の管理者かつ、ジムリーダー。
リーダー就任暦は約5年。
ヒガン塔とは、セイオン地方における巨大墓地であり、本来はポケモンの為の送り火を炊く場所であった。
時が経つにつれ、ポケモンと共に墓入りを望む人が現れてきたために、
長い歴史の中で人とポケモンの魂が共存する場となっていった。
それゆえに「管理者」が常に見守っていなければ魂の平衡を保てず、
更にリコリスの代で先代管理者が早逝したため、リコリス本人はほぼ塔の中で生活をしている。
ジムリーダーとしての会合も時折顔を見せるのみで、リーグ関係の連絡も出席出来ない際は
毎回代表者に通達を頼んでいる。
新人のジムリーダーやリーグ関係者は、塔への来訪や彼女のジムに挑戦した経験が無い限り、
彼女の顔を知る機会がないため、稀に会合に出席するケースや、連絡係を受け持つまで、
うわさだけで彼女の姿を想像することになる。

余談だが、ヒガン塔の管理者は塔を守るために多少の護衛術を身に着けているため、
一説には忍者一族と噂されることも。

本人は穏やかでマイペース。就任当時は口数も少なく暗い性分だったが、
挑戦者たちを見送り、その旅人たちやリーグ関係者たちとのコミュニケーションをとるうちに明るくなっていった。
俗世の常識については完全な世間知らずかと思えば、半ば軟禁状態の割りに知識欲があるため、
多少感覚がずれながらも懸命に付け焼刃の知識を披露することがある。
基本的には礼節ある人間。
子供の頃の閉口気味だった時期を取り戻すように、来訪者が来る度に嬉しそうな面を見せる。
リーグ関係者の報告を聞くのはとても楽しみな様子。

今日も塔の頂上にて、見送る魂を見つめながら、挑戦者たちの来訪を待っている。

【イメージボイス】CV:杏都りこ
【イラスト】杏都りこ

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